SSRIの処方が減って、自殺は増えた
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欧米で若者へのSSRI投与が2割減り、自殺は14〜49%増えた、というニュースです。
1.2003-2004年にアメリカの若者の自殺率が劇的に上昇した
2.抗うつ薬・SSRIの処方低下と若者における自殺上昇が関連する
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上記2つのニュースをまとめます。
アメリカの10〜24歳の若者の自殺率は1990年〜2003年には29%低下。しかし2004年には前年より8%上昇。
20歳未満では14%上昇しました。またオランダでは、20歳未満の若者の自殺率は2003〜2005年に49%上昇しました。
2003年と2004年にアメリカとヨーロッパの規制当局からSSRI処方に関する警告が出されていました。
それを受け、アメリカ・オランダ両国とも2003年〜2005年の若者へのSSRI処方は22%低下していました。(内容を保つように編集済み)
1.に関しては、より詳しい内容(英語)がCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の発表に載っています。
それによると、
・自殺は、10歳〜24歳のアメリカ人の死因では3番目に多い。
・性別・年齢別に見ると、自殺率の増加が著しいのは次の順。
10歳〜14歳の女性(75.9%)
15歳〜19歳の女性(32.3%)
15歳〜19歳の男性(9.0%)。
・自殺方法は、1990年では銃が半数以上を占めたが、2004年には首吊り・窒息が最も多くなっている。これを、快感を得るための「窒息ゲーム」(窒息寸前まで首を絞めるようなゲーム)での死者が誤って自殺に分類されたと見る説もあるが、それだけでは説明できない。
とのことです。
また、2.についての詳しい記事(英語)はこちら。
ここでは、FDAの警告によって、SSRIの処方が激減したと述べています。そして、こう結んでいます。
「もし、癌の死亡率が1年でこんなにも増加したら、みんな抗議するでしょうに」。
自殺を引き起こす薬なのか、自殺を押しとどめる薬なのか。
混乱はもう少し続きそうです。
(本郷玖美)
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| | 2007年10月16日 20:40 | | トラックバック歓迎 (0) |
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